シノケングループ(東京都港区)の傘下で、不動産テック事業を担うシノケンインテリジェントテクノロジーは3月25日、同社が提供するIoT賃貸アパート、Shinoken Intelligent Apartment(シノケンインテリジェントアパート)に新たに顔認証機能を採用すると発表した。
顔認証機能は、不動産業界では分譲マンションの集合玄関などで採用されるケースが増えているが、通常の賃貸住宅においてはまだ一般的とは言えない。同社では、特に都会の単身入居者にニーズの高い「安心・安全」というセキュリティ面向上を主眼に開発・改良を重ね、今回の顔認証機能の導入に至った。これまで分譲マンションや高級賃貸でしか実装されていなかった顔認証機能のような先進技術・設備を入居者負担を増やすことなく適正な賃料で導入していくことで、賃貸住宅の次なるスタンダードを作り上げていくとしている。
顔認証のイメージ(右)
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