ルクレ(東京都港区)はこのほど、同社が開発・販売する電子小黒板アプリ「蔵衛門工事黒板」と工事写真管理ソフト「蔵衛門御用達2020」が総合電気設備工事会社、日本リーテック(東京都千代田区)全社に導入されたと発表した。導入数は、「蔵衛門工事黒板」630ライセンス、「蔵衛門御用達2020」670ライセンスに及び、同社では今後、日本リーテックに社内教育やセミナーなどを行いながら業務の効率化を支援していくと同時に、両製品を働き方改革を後押しできる製品として建設業界全体に向けて拡販体制を強化していく考えだ。
日本リーテックでは、工事写真台帳の整理が簡単にできるとして、2000年頃から各現場の判断で「蔵衛門御用達」を使用していたが、2018年に「蔵衛門工事黒板」と「蔵衛門御用達」を各110ライセンスずつ試験導入したところ、工事写真業務が最大50%効率化でき、超過勤務時間も削減できたという。蔵衛門工事黒板と蔵衛門御用達とを併せて使用したことがさらなる業務の効率化を生んだと担当者は話し、費用対効果は十分に出たとする。また、導入後の教育支援などのサポート体制も手厚く、それも導入の決め手になったという。
「蔵衛門工事黒板」は、iPhoneやiPadで利用できる無料の電子小黒板アプリ。電子小黒板は撮影画面で自由に小黒板を配置・拡縮ができるため、どんな工事現場でも一人で撮影することが可能。工事現場で小黒板を書く必要がなく、狭い足場でもこれまでのような木製の小黒板を持ち歩くことなく作業できる。「蔵衛門御用達2020」と連携させれば、瞬時に工事写真台帳の作成ができる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。