大東建託(東京都港区)のグループ会社、大東建託パートナーズ(東京都港区)は、3月23日から賃貸建物の屋根点検においてドローンの活用を開始する。
ドローンは赤外線カメラも搭載しており、太陽光パネルの断線といった目視ではわからない不具合も電圧抵抗により発生する熱を検知し、発見することができるという。同社は、賃貸建物の完成後、2ヵ月に一度の頻度で建物の点検を実施し、「建物定期報告書」としてまとめ、オーナーへ郵送している。点検の際、外壁や雨どいの破損など建物外周に足場を組む必要のある修繕箇所が見つかった場合は、その機会を利用し高所から屋根点検を実施していたが、今後はいつでも点検することが可能となる。また、高所作業も不要となるため、点検作業の安全性が向上するとしている。
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