三菱地所レジデンス(東京都千代田区)は3月23日、東京都心5区(千代田区・中央区・港区・渋谷区・新宿区)と同社が設定する品川・目黒エリアで供給する全ての新築分譲マンションの販売に、オンライン接客を導入すると発表した。VR(仮想現実)モデルルームの活用も推進する。新型コロナウイルスの影響もあり、オンライン接客の全面導入を早めたという。
オンライン接客はPCと電話を用意し、オンライン商談システム「ベルフェイス」を活用して行う。画面で資料やVRモデルルームを共有しながら商談を進めていく。販売担当者側はカメラで顔を映すが、顧客側のカメラは許可がない限り、販売担当者側には映らないようになっている。すでにVRモデルルームは3月16日現在、全国22物件で公開している。今後はオンライン接客について、都心エリアで実績を見て、他エリアでの導入も視野に入れているという。
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