次世代に向けたレジリエンス社会構築への取り組みを発掘、評価、表彰する「第6回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)」(主催=一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会、事務局=東京都千代田区)の受賞者が3月17日発表され、東京都品川区と旭化成不動産レジデンス(東京都千代田区)による「中延二丁目旧同潤会地区防災街区整備事業による災害に強い街づくり」がグランプリを受賞した。
住宅関連では、鶴弥(愛知県半田市)の「地震・台風・大雨に強い防災瓦 スーパートライ 110 シリーズ」、パナソニック(大阪府門真市)の「家庭用燃料電池『エネファーム』とハイブリッド蓄電システムの連携」、栄住産業(福岡市東区)の「金属防水工法・スカイプロムナード」が最優秀賞に選出された。
最優秀賞を受賞した鶴弥の防災瓦「スーパートライ110シリーズ」は、瓦同士がかみ合うことにより、地震や台風などにも負けない高い固定力を発揮するもの。近年増加傾向にある洋風のF形瓦において、業界に先駆けて1999年に開発され、20年間で累計約9億枚、住宅換算で約60万棟(住宅1棟あたり1500枚換算)分が使用されている。
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