デコス(山口県下関市)は、同社が製造・販売するセルロースファイバー断熱材としてカーボンフットプリントマークの使用承諾を取得した。製品1梱包15キロあたりの総CO2排出量は11・9キログラム。11月下旬から出荷開始する予定。
製造から流通・施工・解体までにいたる総CO2排出量を事前にデータ収集を行い、経済産業省のカーボンフットプリント制度へ申請をおこなった。建築用断熱材として取得したのは同社が初めて。
他の繊維系断熱材や発泡系断熱材と比べて省CO2性能に優れた製品として、木造の公共建築物や、LCCM住宅、CASBEE評価住宅などで需要開拓をめざす。
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