阪神電気鉄道(阪神、大阪市)と独立行政法人都市再生機構(UR、西日本支社:大阪市)はこのほど、阪神沿線のUR賃貸住宅団地(UR団地)を中心に地域の活性化を図る包括連携協定を締結した。
阪神が「HANSHIN女性応援プロジェクト」として行っている「子育て支援」「女性活躍支援」「ウォーキング」等のイベントをUR団地で実施するほか、運行を終了した鉄道車両一両(赤胴車)をURが武庫川団地内に設置し、地域のコミュニティ拠点として活用するなど、地域の交流、暮らし、健康等の分野で相互に協力する予定。
「魅力あふれる沿線の創造」を目指して地域活性化に取り組む阪神と、沿線に約2万戸のUR賃貸住宅を展開し同団地の「地域医療福祉拠点化」を進めるURが、人口減少・少子高齢化の進行という課題を共有し、コミュニティ形成や子育て支援を充実させることで、地域の活性化に取り組んでいくという。
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