住友林業(東京都千代田区)は3月16日、NTT都市開発(東京都千代田区)と米国テキサス州ダラスで高級賃貸住宅を開発すると発表した。総投資額は1億1400万ドル(約125億円)で、2022年5月の竣工予定となっている。
住友林業の米国子会社のクレセント社が51%、NTT都市開発の米国子会社が49%を出資する。総戸数は206戸、RC造20階建て、建物面積は2万4437m2の計画。ダラス・フォートワース都市圏の人口は約750万人で、2010~18年の人口増加が111万人あり、全米都市圏でも最多となっている。地域経済も好調で開発を決めたという。
住友林業とNTT都市開発はこれまで豪州で2回共同での宅地開発を手掛けているが、米国での共同事業は初。住友林業は米国で分譲住宅の販売の他、クレセント社を通じて賃貸住宅や商業施設開発などを行っている。米国、豪州以外に東南アジアでも住宅・不動産事業を積極展開していく。
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