住宅ローンテック企業iYell(東京都渋谷区)の子会社である住宅ローンの窓口(JLM)はこのほど、中国銀行(岡山市)への『iYell住宅ローンプラットフォーム』の提供を開始した。
同プラットフォームは、住宅ローンのマーケットプレイスを軸として、金融機関・住宅事業者・エンドユーザーが抱える住宅ローンの課題を同時に解決するもの。地方銀行を中心とする提携金融機関に対しては、住宅ローンに関する件数増加及び、業務効率化をサポートする。
中国銀行は同プラットフォームを活用することで、iYellが提供するスマートフォンアプリ「いえーるダンドリ」を利用する全国2000社の住宅事業者の案件紹介を受け、新たな案件獲得チャネルを作ることが出来る。また、ローンセンターの設置などにかかる固定費用の削減が可能となる。
同プラットフォームでは、住宅ローンに不慣れな住宅事業者が行っていた書類の取得や補完をiYellが行うことで、書類が完備されるため、金融機関にとって案件の処理時間短縮と業務効率化につながる。また、中立的な立場での案件処理となることで不正リスクも軽減される。
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