リビング・デザインセンター(東京都新宿区)は、237人の住まい手を対象に住宅リフォームに関する意識調査を行った。内訳はリフォーム経験者79人、リフォーム未経験者158人。
まず、現在の住まいに不満を感じているか聞いたところ、全体の66.2%が「はい」と回答。リフォーム経験別にみると、経験者で69.6%、未経験者で64.6%が住まいに何らかの不満を抱えていることがわかった。
最も不満を感じている部分については、水まわりをおさえて「インテリア・収納」(25.5%)への不満が一番多く、「キッチン」(20.4%)、「風呂・洗面」(16.6%)と続いた(単一回答、全回答者157人)。
家の不満を改善する方法としては、リフォーム未経験者の36.8%が「リフォーム」と回答し、「家を購入」(15.1%)、「引っ越し」(14.1%)、「ホームセンターなどを利用し、自分で改善」(13.2%)が上位に。リフォーム経験者に同じ質問をしたところ、「リフォーム」が54.5%と圧倒的に多く、「家を建て替える」(12.7%)、「家を購入する」(7.2%)との答えが続いた。
またリフォーム未経験者に業者の依頼先を決める一番のポイントを聞くと、「プランの提案力」が4割超(43.7%)を占めた。これに「見積りの仕方や価格が妥当」(31.6%)、「会社の実績」(9.5%)と続いた。
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