不動産テック総合ブランド「RENOSY」を運営するGA technologies(東京都港区)は3月12日、新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛に対応するため、不動産投資面談をオンラインで実施する体制への移行を目指すと発表した。
「RENOSY ASSET(リノシー アセット)マンション投資」で希望する顧客に対してオンライン面談を実施する。自社開発のセールステックツール「DATA ANALYZER by RENOSY」で商品提案をペーパーレス化することで完全オンライン化が可能になる。不動産売買における契約手続き以外の一連の流れをオンラインで完結できることから、テレワーク勤務や海外在住など多様化する顧客の利便性向上に繋がる。
同社はオンライン面談の実施によって、生産性向上・営業の働き方改革の実現、営業担当者の育成効率化・コンプライアンスの徹底、年間約5000万円の経費削減といったメリットを見込む。
同社によると、2月のIT重説実施件数は前月比1.5倍となり、電子取引が徐々に浸透しているという。
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