ビレッジハウス・マネジメント(東京都港区)は、富山県内の賃貸物件「ビレッジハウス」の住宅セーフティネットへの登録を2020年2月25日に、長野県内の同制度への登録を同年3月4日に開始した。同制度への登録は甲信越地方では初となり、登録累計は20都道府県となる。
同制度は、国が制定した「住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律」に基づく賃貸住宅で、高齢者や障害者、子育て世帯、シングルマザー、生活保護受給者など住宅確保要配慮者に民間の空き家・空き室を活用して住宅を提供するもの。同社は、住宅セーフティネット制度が導入されたのを機に大阪府で4256戸の登録を開始。同年3月9日までに全国で1万4593戸を登録、全登録数の約61%を占めている。この度、北海道に続き富山県、長野県での登録を開始、富山県内2720戸、長野県内2040戸の登録を目指す。
富山県高岡市の「ビレッジハウス上北島」(80戸)
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