カネシン(東京都葛飾区)は、顧客情報のデータ保護およびBCP(※)対策強化のため、本社に設置していた受注、出荷、仕入れ、請求業務などを行う基幹サーバを三井情報(東京都港区)のデータセンターに移設した。
今回のサーバ移設は、これまで本社に集中させてきた各種機能をより安全性の高い場所に移すことにより、自然災害や火災などで本社がダメージを受けた場合のリスクを回避するのが目的。プライベートクラウドで各拠点を結び、取引先の「仕事を止めない」体制の構築・強化に力を入れていく。なお、移設先のデータセンターの建物は免震構造となっており、自家発電機能も備えているという。
※BCPとは「事業継続計画」のこと。地震や火災など大規模災害が起きたときに、企業が事業への影響を最小限に抑えるために決めておくマニュアル。
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