外壁塗装・屋根塗装を行う倉敷塗装(岡山県小田郡)は、汚れや経年劣化で変色した木造物を、特許工法「エアー鉋(かんな)」などの新技術で再生するメンテナンスを、3月から本格的に開始した。
グランドライン(滋賀県草津市)考案の「エアー鉋」は、空気と植物性粉体を対象物に噴射することで、「払う」「削る」「剥ぐ」「粗す」を行う木部再生の新技術。複雑な彫刻部分や格子戸などの狭い場所にも使用できるため、有害な薬品を使うことなく、より安価にかつ短工期で再生メンテナンスを行うことができる。
同社は、同工法の岡山県初の施工店として、従来の電動サンダーなどの工法や無害な薬品なども使用しながら、木造物の安全な再生を目指していくという。事前調査などは無料対応。

ヒノキ風呂:再生前(左)と再生後(右)
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