賃貸住宅仲介大手のエイブル(東京都港区)は、東京電力グループのPinT(東京都千代田区)と業務提携契約を締結し、電力小売りサービス「エイブルでんき powered by PinT(エイブルでんき)」の販売・提供を開始したと3月9日に発表した。ガスと光回線も取り扱う。これら3つを同時に賃貸仲介業が提供するのは初めてという。
PinTでは電力小売り以外に、ガスの小売りと光回線のコラボ事業も行っており、電気以外も「エイブルガス」「エイブルひかり」として取り扱う。エイブルが仲介する物件への入居を予定している場合、入居前に店頭で申し込みもできる。いずれも新規客でなくても、かつてエイブルの仲介で契約した入居者も利用できる。また、3つを併用した利用には「アカウント割」という割引もある。エイブルではこれらの販売と仲介業とのシナジーを図る。新規客の仲介時にサービスを紹介していく他、過去にエイブルで賃貸住宅を契約し、現在管理物件に入居中の顧客にも案内していくという。
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