国土交通大臣登録の住宅リフォーム事業者団体として耐震事業者ネットワークを展開する日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協、東京都千代田区)は、阪神・淡路大震災の発生をきっかけに設立して以来、17万棟の耐震診断で培ったノウハウで組合員の木造住宅の耐震診断・補強実務をサポートする。「技術力が営業力」という確信のもと、共に安全・安心な住まいづくりを進める組合員を募集している。
組合員への支援では、実際の木造住宅を使用して現地調査の確認点や判断方法を研修する「耐震事業現地研修会」、耐震診断の基礎や効率的な補強設計方法を学ぶ「耐震診断・補強設計研修会」、地域ごとに最新情報を共有する「エリアミーティング」など、多種多様な研修を実施する。
また、研修内容の再確認や耐震診断・補強現場での疑問点、補強設計時の判断など、組合員が抱える課題に対応した情報提供や、メール・FAXによる業界最新情報や研修会情報の配信、フルカラーの会報「マンスリーレポート」の配布も行う。
そのほか、全国で開催する「耐震技術認定者講習会」では、一般診断法をマスターする機会を用意し、講習後の考査試験に合格した組合員は「耐震技術認定者」として認定する。認定者は消費者からの耐震診断希望に対応することが可能になる。
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