アバン設計(千葉県松戸市)は、熊本地震で2度の震度7の揺れから家を守ったという制震装置「BOSHIN(ボウシン)」を販売する。
同製品は、バネの形状記憶によって歪んだ建物を元に戻す「復元機能」を備え、地震の衝撃力を2分の1以下に抑えられる制震補強金具。アールの異なった3枚のバネが非常に壊れにくく、特に速い速度を持つ力に対して、より大きく抵抗しながら衝撃吸収能力を発揮する。
また、同製品は施工が簡単でメンテナンスも不要。従来の構造・工法にプラスするだけでよいシンプルさと使い勝手の良さに、高性能と高いコストパフォーマンスも兼ね備える。
同社は、木造軸組構法住宅の建物全体の大地震時の損傷状況や倒壊過程をシミュレートする数値解析プログラム「ウォールスタット」のコラボ会員となっており、同製品は「ウォールスタット」に対応したものとなっている。
同社は現在、同製品の代理店を募集している。
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