経済産業省は3月3日、東京証券取引所と共同で女性活躍推進に優れた上場企業66社を2019年度の「なでしこ銘柄」「準なでしこ」に選定、発表した。「なでしこ銘柄」は46社、「準なでしこ」には20社が選ばれた。
住宅関連では、建設業で熊谷組(東京都新宿区)・協和エクシオ(東京都渋谷区)、金属製品でLIXILグループ(東京都江東区)、機械でダイキン工業(大阪市)、不動産業でケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)・イオンモール(千葉市)がそれぞれ「なでしこ銘柄」に選定された。
経済産業省では、2012年度から「なでしこ銘柄」を選定。ダイバーシティ経営への取り組みと開示状況を評価するもので、女性活躍推進に優れた上場企業を魅力ある銘柄として投資家に紹介、投資を促進することで、各社の取り組みの加速化を図るとしている。今年度は、女性取締役が複数名いる場合に高スコアを付与するとともに、取締役会の監督機能を高める重要性を踏まえ「ガバナンスの改革」に係るスコアリングの配点を2倍とした。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。