ケルヒャージャパン(横浜市)はこのほど、「結露」に関するアンケート調査を実施した。その結果、住宅と健康に悪影響を及ぼすと分かっていながらも、結露対策をできていない人が半数以上いることがわかった。
自宅で結露が発生するか尋ねたところ、「発生する」と答えた人は74.6%。「結露が住宅に悪影響を与える」と思っている人は91.4%、「健康被害につながる」と考える人は74.5%だった。
結露対策を「毎日する」(13.9%)「時々する」(32.6%)と答えた人に、どのような対策を行っているか尋ねたところ、「ぞうきんやタオルでの拭き取り」(36.9%)との回答が最多だった。次いで「頻繁に換気する」(15.0%)、「結露専用のシートを貼る」(13.8%)、「結露取りワイパーを使った水切り」(13.3%)となった。
現在の対策の嫌なところとしては、「水が垂れる」(51.3%)と答えた人が最も多く、「手が濡れる・汚れる」(37.2%)、「頻繁に行う必要がある」(36.3%)、「準備や片付け、作業が面倒くさい」(32.9%)と続いた。
調査期間は2019年12月27日~2020年1月3日。20代以上の男女1000人を対象に、Webアンケートを実施した。
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