建築家とつくる高性能デザイナーズ注文住宅「R+house(アール・プラス・ハウス)」を展開するハイアス・アンド・カンパニー(東京都品川区)は、子会社のアール・プラス・マテリアル(大阪市)を運営主体として、住宅の品質と生産性を高めるための職人養成機関「大工アカデミー」を4月に開校する。
「大工アカデミー」では、実習棟を使った実技試験や住宅会社の実現場での施工研修をカリキュラムに盛り込み、1テーマ3日間の20講座を1年間集中的に実施することで、大工として独り立ちできる水準を目指す。技術力の高い大工の育成と早期戦力化によってR+houseの品質や生産性を高めるとともに、住宅不動産業界が直面している職人不足問題の解決に、積極的に取り組む。
講座開講期間は毎年4月~翌年3月。受講対象は、R+houseネットワーク会員企業の社員大工、現場監督、新卒社員など。講座の内容は、建方実習、仕上施工実習、施工図知識、工程管理、品質管理など。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。