建築家・デザイナーと大工によるチーム(遠野未来氏・杉山則人氏・四井真治氏)が11月19日・20日、長野県富士見町で「『土・建築』ワークショップ2011」を開催する。3・11以降の住まいと暮らしを考えるきっかけにしたいとして、参加者を募集中だ。
作業は版築によるロケットストーブづくり。薪を燃やして暖を取る設備で、燃焼効率が高くわずかな燃料で空間を暖められる。通常はレンガやドラム缶、土などを使って土間に築くが、今回は版築技法(=土を型枠に入れて突き固める)との組み合わせに挑戦する。
場所は建築工房藁の作業場で、同社代表・杉山則人氏のレクチャーのあとで製作を開始。また1日目の夜は遠野未来氏(遠野未来建築事務所)による土建築スライド講座、2日目の午後は四井真治氏(ソイルデザイン)によるパーマカルチャー講座も予定している。
定員は20人。参加費は1日5000円、2日9000円。また19日夕方からの講座・交流会のみは2100円。宿泊費は別途7350円(交流会費込み)。問い合わせは遠野未来建築事務所TEL:03・3294・0319または建築工房藁TEL:0266・65・3273まで。
詳細は建築工房藁ホームページで。
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