不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は2月26日、同社の不動産情報ネットワークに登録され成約した、首都圏(1都3県)における今年1月期の新築戸建・中古マンションの成約価格を発表した。
新築戸建の首都圏平均成約価格は3480万円。前年同月比で1.0%上昇し、8カ月連続の前年同月比プラスとなった。ただ、価格水準の高い東京23区で5000万円以上の価格帯の割合が大幅に低下したことなどの影響から、前月比は2.5%減となった。埼玉県は前月比で4.4%増と3カ月ぶりのプラス、前年同月比で2018年7月から19カ月連続プラスとなっている。
新築戸建の首都圏平均成約価格指数(2009年1月=100)は、前年同月比1.0ポイント増、前月比2.5ポイント減の98.3となり、9カ月ぶりに100を下回った。
中古マンションの首都圏平均成約価格は2748万円。前年同月比で4.0%上昇し、4カ月ぶりにプラスとなった。前月比は、東京23区での平均専有面積拡大や4000万円以上の価格帯の割合上昇、神奈川県での低額物件の割合低下によって9.5%増を記録。東京23区の成約価格は過去最高を更新し、上昇基調が続いた。
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