積水化学工業(大阪市)住宅カンパニーは2月27日、長谷工不動産(東京都港区)と共同で取得した札幌市豊平区平岸地区「自衛隊札幌病院」跡地において、災害に強いサステナブルなまちづくり「札幌平岸リードタウン(仮称)」の開発に着手すると発表した。2024年に全域の竣工を予定。
積水化学グループの技術力を融合し、社会課題の解決とサステナブルなまちづくりに取り組む「SEKISUI Safe&Sound Project」として進めるもので、約4万8500m2の敷地に戸建分譲住宅、分譲マンション、商業施設、医療施設を建設。徒歩圏内に住・商・医が揃う複合型の開発によって、地域のシンボルとなるコンパクトシティを目指すという。
まちの地下部分は同社のインフラ技術で基盤を整備し、地上部分は電力・飲料水等を確保するなどレジリエンス機能を強化。セキスイタウンマネジメント(東京都港区)がまちの魅力の維持・向上のために地域コミュニティの形成や管理運営などをサポートするなど、幅広い世代が快適に暮らせる住まいを提供していく予定。
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