パナソニック ライフソリューションズ社(大阪府門真市)はこのほど、同社のソーラー事業戦略に沿って、テスラモーターズ(米カリフォルニア州)と共同設立したバッファロー工場(米ニューヨーク州)での太陽電池セル・モジュールの生産を停止することを決定した。今年5月末に生産停止し、同年9月末に同工場から撤退する予定。
今回の決定は、同社のソーラー事業のグローバルな合理化の一環。今後、ソーラー事業の開発・生産体制を最適化することで創出した成長リソースにより、HEMS、太陽電池モジュール、蓄電池、エコキュート、EV充電等を組み合わせたエネルギーソリューション事業を強化していく。
バッファロー工場撤退に伴い、同工場に勤務する同社従業員はテスラが雇用できるよう支援する。テスラは、同工場で推進しているソーラー及びエネルギー製品の生産に必要となる新たな人員を雇用する予定。
両社は今後も、米ネバタ州リノにあるギガファクトリーでの電気自動車用電池生産を継続するとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。