LIXIL(東京都千代田区)は、全国の20~59歳の既婚者1648人を対象に「日本人の入浴に関する調査2011」をインターネット調査で実施、結果を発表した。
それによると、「自分自身や家庭の『入浴』スタイルに、震災後、何らかの変化があったか」については、「入浴時に水や電気・ガスなどの使用量を気にするようになった」40.8%、「浴室や洗面所の電気をこまめに消すようになった」39.7%と約4割を占めた。
その理由として、「水や電気・ガスなどの使用量を気にするようになった」と回答した人は、「お金の節約」63.0%、「環境への配慮」57.7%で、次いで「電力不足への対応(節電)」54.8%だった。また、「浴室や洗面所の電気をこまめに消すようになった」と回答した人は、「電力不足への対応(節電)」58.5%、「環境への配慮」57.7%、「お金の節約」54.0%だった。
長引く不況による節約モードと環境意識に加え、東日本大震災後は、「節電・節水」が入浴時にも定着してきていることがわかる結果となった。
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