外泊すると家賃が安くなるサブスク住居「unito」がスタート

不動産の企画・開発・運営を展開するUnito（東京都千代田区）は2月25日、外泊すると家賃が安くなる「サブスクリプション住居」サービスの新ブランド「unito（ユニット）」をローンチし、サービスサイトをオープンした。

「unito」は、ミレニアル世代が求める暮らしを徹底追求し、”家に住む”と”ホテルに泊まる”を融合したサービス。ホテルと住居のシェアリング活用で都会暮らしに最適化された独自開発のハードウェア「ユニットハウス」により、多くの備品をシェアしつつ、シンプルな内装で必要な収納を備えた部屋を提供する。共用部には作業用のコワーキングスペースや、コミュニティメンバーとの交流スペース、ランドリー、無人コンビニ、シェア自転車なども設置する。

また、同サービスでは、居住者が外泊すると家賃が安くなる料金システム「Re-rent」を導入。外泊中の部屋はホテルとしてゲストが宿泊し、常駐のコンシェルジュが部屋のクリーニングを行い、貸し出す前よりも綺麗に清掃して居住者に返すという。

同サービスの第１号店は今年3月、東京都千代田区東神田に「unito Chiyoda」としてオープン予定。以降、東京23区内の山手線内側を中心に展開していく。

そのほか、同社はこのほど、新規投資家および既存投資家を引受先とした第三者割当増資と、日本政策金融公庫などからのデットファイナンスを合わせ、総額約7000万円の資金調達を実施。これまでのスカイライトコンサルティングや個人投資家などからの分と合わせて累計約1.2億円を調達している。

居住者が外泊すると家賃がかからない料金システム「Re-rent」を導入