LIXIL(東京都千代田区)は、廃看板3500本(約37.1トン)のマテリアルリサイクルを始めた。
同社では今年4 月の会社統合にともない、全国の工務店や販売店に設置している旧5社(トステム、INAX、新日軽、サンウエーブ、TOEX)の袖看板を8月からLIXILに変更している。この際に出た廃材を、愛知県常滑市と茨城県つくば市にある同社の2カ所の廃材リサイクル施設で収集・再資源化。袖看板はアクリル素材、鉄、アルミで構成されており、手作業による分割後、破砕・減容し再利用する。
同社ではすでにシャワートイレの収集・分解・再資源化を進めているが、今後は浴槽、水栓金具、洗面台、キッチン、浴室扉、サッシなどへと拡大し、最終的には住宅1棟分、マテリアルリサイクル率90%以上をめざすとする。
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