オフィス専門不動産仲介のSaratoga agency(サラトガエージェンシー、東京都品川区)は2月25日、オフィス移転にかかる初期費用をほぼ0円にするという新サービス「Z不動産」を開始したと発表した。サービス立ち上げからすぐに週3~4件のペースで問い合わせが来ており、想定を上回る反響だという。
同サービスのしくみは、敷金を0円にして、その金額分を分割し毎月の賃料に加算するというもの。月額の賃料は1~2割程高くなるが、利用者の手元には敷金として支払う予定だった資金が残るため、業務運用に活用でき事業のスピードアップが図れるという。また、オーナーにも、本来敷金は預かり金のため使うことができないが、敷金を分割で賃料に含めているため物件の運営資金として利用できるというメリットが生まれる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。