オフィスの内装工事を手がけるエス・ビルド(大阪市)は、子会社のエス・ビルドシステムを通じ、内装材の積算ソフト「建築の電卓」の販売に注力している。必要な部材の計算が簡単にでき、業務量を最大75%削減したという。
同ソフトはPDFやJPEGから読み込んだ図面から、壁や床、天井など部分ごとに建材の必要な量を算出することができる。CADが使えなくても、簡単なPC操作ができれば利用可能という。スマートフォンでもデータ閲覧ができ、Excelによるデータ出力も可能となっている。
エス・ビルドの内装工事で導入した際、業務量の75%を削減できたという。料金プランは3つあり、最も安い床のみのAプランで月当たり3000円、初期導入費用5万円(いずれも税抜き)。2019年4月の提供開始以降、現在は約100社が利用し、海外展開も予定しているという。
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