スタイルアクト(東京都中央区)が運営する不動産のセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」はこのほど、48回目となるマンション購入検討者の定例意識調査を行い、その結果を発表した。マンションの一年後価格については、26.6%が「下がる」と予測。オリンピック開催を間近に控え、都区部を中心に下落を予想する割合が過去最高となった。
低金利が続いていることから、マンション買い時DI(「買い時だと思う」の数値から「買い時だと思わない」の数値を差し引いて算出した値)はやや回復。前回比9.7ポイント増となった。
マンションの売り時感は高い水準を維持し、65.4%が「売り時」と回答した。オリンピック前の売却を検討している人も増え、特に都区部では7割の人が売り時と答えた。
調査期間は1月23日~2月4日。「住まいサーフィン」会員のうち、直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある人を対象に、マンション購入に関するアンケートを実施した。回収サンプルは259件。
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