パナソニック ライフソリューションズ社(大阪府門真市)はホームIoTの中核機器である「AiSEG2(アイセグ2)」をバージョンアップし、3月24日に発売する。AiSEG2につながる機器数は従来の26社、34機器から業界トップクラスという28社、37機器になり、ユーザーの選択肢の幅がさらに広がる。
これまでエネルギーの自家消費に重点を置いてバージョンアップを行ってきたが、今回のバージョンアップでは、社会や市場動向を踏まえて、「安心・安全」、「時短・便利」につながる機能を拡充した。窓センサー送信器との連携により窓の開閉だけでなく施解錠の状態確認が外出中にスマホでも確認できたり、住宅用火災警報器との連携、停電時の蓄電池から家電への給電など、レジリエンス機能を強化した。また、2020年度内には集合住宅向けにも対応する。マンションインターフォンと連携し、エアコンや照明スイッチ等のリモコン機能をインターフォンに集約し一括で操作できるようになる。
販売目標は、2019年度の3万台から2020年度に4万台、2030年度には13万台とする。マンション構成比も引き上げ、2019年度の2%から2030年度には20%まで上げるとしている。
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