オープンハウス(東京都千代田区)は2月14日、2020年9月期第1四半期決算を発表した。売上高が前年同期比20.9%増の1269億8700万円、営業利益は56.0%増の145億1700万円、経常利益は72.2%増の140億4600万円、最終利益が70.5%増の97億9000万円。戸建ての販売が好調で、売上高・利益とも第1四半期では過去最高。
戸建関連事業は売上高が14.9%増の907億9800万円、営業利益は43.7%増の103億3100万円。特に利便性の高い、都心部戸建分譲は18.7%増の560億5200万円。新築マンションの高騰や供給減による需要を取り込んでいる。都心部は建売の引き渡しが161棟増の601棟で売上高260億7700万円、土地分譲が44棟増の598棟で6.0%増の249億5300万円、建築請負が12棟減の345棟で1.1%減の49億3400万円、その他が86億円。「ホーク・ワン」と呼ばれる郊外物件は引き渡し件数(土地と注文建築含む)が41棟増の615棟、売上高が1.2%増の236億3000万円。
通期予想は売上高が前期比11.0%増の6000億円、営業利益は13.4%増の655億円、経常利益は14.7%増の630億円、最終利益が11.9%増の441億円。8期連続での売上高と利益の最高記録更新を目指す。
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