ポラスグループの中央住宅(埼玉県越谷市)が企画・設計した分譲住宅「マインドスクェア八潮 やすらぎの家」が、埼玉県八潮市が策定した「八潮らしい街並み景観・分譲住宅認定制度」の認定物件第一号として登録された。
全11棟の分譲住宅で、「人と木がつながる休らぎ(やすらぎ)の家、子育て家族がつながる安らぎの家」をテーマに開発、同制度が定めた屋根形状や外壁デザイン、植栽などの認定基準をクリアし、全棟で認定された。
住宅は「地域、家族、街をつなげ家に帰った時にほっとする住まい」がコンセプト。道行く人も緑の潤いを感じられるようオープン外構とし、夜になるとポーチ灯、外壁灯、門灯、ガーデンライトが自動で点灯する。灯りが住人だけでなく街全体に安らぎを与え、防犯対策としても有効とする。この他、外壁には木目調の外壁材を使用、屋根は切妻・寄棟で統一し連続する屋根が美しく連なるよう配慮した。
同社品川社長は2月14日に八潮市役所で行われた認定証授与式で、同社の「地域に根差した街並みづくり」という理念が八潮市の理念と合致したことが非常に嬉しいと話し、「今後も八潮市の美しい街並み形成の一翼を担う分譲住宅の供給を行い八潮市と一緒に街並みづくりを進めていきたい」と抱負を語った。
販売価格は2900万円台~3900万円台。2月15日から販売が開始されており、販売前から既に数件の問い合わせが来てるという。完成は8月。
「八潮らしい街並み景観・分譲住宅認定制度」は、将来にわたって八潮らしく地域に根差した街並みづくりを推進するために同市が2019年9月に制定。1戸につき敷地面積100m2以上、道路に面し3戸以上並んだ新築分譲住宅であることなどの要件に該当し、必須項目、努力項目からなる認定基準に適合した住宅を認定する。現在複数の事業者から問い合わせがきているという。
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