ワンストップ・リノベーションを展開するリノべる(東京都渋谷区)と、AR(拡張現実)コンテンツの開発事業を展開するKAKUCHO(東京都渋⾕区)は2月12日、ARを活用したリノベーション買取再販事業者向けプラットフォームサービスの開発を開始すると発表した。
新サービスは、リノベーション済み物件のメリットである「すぐに住み始められる」「わかりやすい価格」「確認してから住める安心感」を残しつつ、ARを活用することで多様な顧客が「それぞれのこだわりを実現した自分らしい住まい」を手に入れることができる、リノベーション済み物件の商品企画・設計・施工・販売支援のプラットフォーム。
建具、キッチン、洗面器具、アクセント壁などが未完成の半完成状態で販売を行い、内覧時に客自身がARを使って建具、キッチン、家具などをリアルな空間に配置することで、大きさや質感などの完成イメージを確認しながら購入の意志決定を行うことができる。
選択できる仕様は「リノベる。」のワンストップ・リノベーションの2800戸超の実績から、人気の仕様をセレクト。Web上で選んだ仕様に基づき、追加コストを含めた費用も同時に検討できる。さらに、仕様の確定後の工事は2週間から6週間で引渡しができるため、スピード感も損なわない。
同サービスの第1号物件として、リアル(名古屋市)の買取再販物件の販売を4月に開始する予定。その後、複数物件での事業化を経て、2020年秋からサービス実装を進め、事業を拡大する。
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