レオパレス21(東京都中野区)は2月12日、同社管理の賃貸住宅の非対面での鍵渡しの開始を発表した。既に来店せずに賃貸契約ができるようになっており、スマートロックシステム設置物件は契約に関する手続きが全て非対面で済むようになった。
対象となるのは「LeoLock(レオロック)」設置物件の638棟7690部屋。契約書送付時に、鍵となる専用カードを同封。入居開始当日に、暗証コードをメールで知らせる。入居者は暗証コードを使って初回の解錠を行えば、その後は専用カードを鍵として使用可能となる。その後は鍵引き渡し確認書が、ウェブ契約郵送書類に同封されて送られてくる。
顧客の利便性向上に加え、レオパレス店舗でも業務時間削減が見込まれる。将来的には海外居住者が日本での住まい探しの際に、部屋探しから、契約手続き、鍵引き渡しまで海外にいながら完結できるよう目指すという。
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