ダイキン工業(大阪市)は2月12日、2020年3月期第3四半期決算を発表した。売上高は4.1%増の1兆9513億7400万円、営業利益は2.5%増の2191億2100万円、経常利益は3.8%増の2240億3600万円、最終利益は1.2%減の1480億2400万円。最終利益は税負担の増加で減少したが、主力の空調機器の販売は堅調だった。
空調・冷凍機事業の売上高は前年同期比5.3%増の1兆7766億2500万円、営業利益は6.7%増の1977億8600万円。国内住宅空調機器の売上は前年同期を上回った他、米州は販売を拡大。中国では人民元安の影響で円換算での売上高は減少したものの、コストダウンなどで営業利益は上昇したという。
通期予想は売上高が5.2%増の2兆6100万円、営業利益は3.2%増の2850億円、経常利益は2.9%増の2850億円、最終利益は3.1%増の1950億円の見込み。
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