財団法人ベターリビング(東京都千代田区)のサステナブル居住研究センターは、住生活におけるサステナビリティ(持続可能性)の度合いを分かりやすく、かつ定量的に示すために、「サステナブル・リビング・インデックス(SLI)」の構築に着手、このほどその試作版を公表した。
SLIは、「防災・防犯」「少子・高齢化対応」「省エネ・省資源」「ストック活用」「住みよい地域づくり」の5つのジャンルについて住まいと暮らしに関連するデータを収集。これらをもとに「ジャンル指標」と、それを形成する11の「個別指標」から構成されている。
各指標については都道府県ごとのレーティング値を0~5の範囲で算出することで、自身の住まう県のサステナビリティと全国平均や他の地域との比較が容易に行えるようにした。また、5年に1度以上の頻度でデータを更新することで、サステナビリティの実現度合いの変化も示していく。
指標は数値としてだけでなく、5角形のバランスシートで表示するため、サスティナビリティの実現度合いや推移がひと目でわかるようになっている。
SLI試作版はコチラから確認可能。
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