ヒノキヤグループ(東京都千代田区)は2月10日、2019年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比6.7%増の1176億8700万円、営業利益は42.4%増の62億6900万円、経常利益は42.1%増の62億3100万円、最終利益は3.6%増の23億8600万円。子会社の収益悪化などにより、減損損失9億8000万円を含む特別損失10億1800万円を計上したが、最終利益も増益となった。
住宅事業は売上高が前年同期比8.5%増の873億8900万円(セグメント間取引1億7000万円を含む)、営業利益は10.5%増の58億800万円。販売棟数は7.3%増の3693棟。内訳は注文住宅が7.4%増の3177棟、分譲住宅が4.7%増の381棟、戸建て賃貸住宅が15.5%増の119棟、賃貸住宅が11.1%減の16棟で、好調な販売をみせた。発泡断熱材「アクアフォーム」の断熱材事業は売上高が10.0%増の213億6600万円(セグメント間取引14億1800万円を含む)、営業利益は161.3%増の18億5300万円。受注拡大に加え原材料の高騰が落ち着いたことで売上・利益とも大幅増となった。
2020年12月期は売上高が5.4%増の1240億円、営業利益が8.5%増の68億円、経常利益が7.5%増の67億円、最終利益が46.7%増の35億円を見込んでいる。
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