山翠舎(長野県長野市)は、入手経緯や場所が特定される古材を「古木」と設定し、古材としては初のFSC認証を2019年8月に取得。このほど、古木の販売1本につき100円を拠出し、J-クレジット(二酸化炭素排出権・森林吸収系)を購入することでカーボン・オフセットを行い、長野県の植林(間伐)を活性化するプロジェクトを支援する環境貢献活動を始めた。
今回スタートしたのは、古材を利用することで森林の整備・成長を支え、CO2削減や脱炭素につなげようという取り組み。支援対象は長野県が実施する「長野県県有林 Jクレジット創出プロジェクト」。
同社は、これを通じてSDGsの実現を目指すとともに、古木を活用する「SDGsビジネスパートナー」の募集も始める。
*「古木」は山翠舎の登録商標
*J-クレジットはカルネコ(東京都千代田区)運営のEVI推進協議会を通じて購入
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