ナック(東京都新宿区)は2月7日、2020年3月期第3四半期決算を発表した。売上高が前年同期比4.8%増の622億9000万円、営業利益は2億9700万円(前年同期は3億7600万円の損失)、経常利益は2億3400万円(同3億9600万円の損失)、最終損失は5億6400万円(同4億3700万円の損失)だった。
住宅事業は注文住宅以外に分譲住宅の販売が寄与し、売上高が11.7%増の306億300万円(セグメント間取引100万円含む)、営業損失は8億8600万円改善の14億3900万円だった。工務店などを対象にした建築コンサルティング事業は、ノウハウ販売において新商品販売や販売促進活動などが奏功。売上高が0.3%増の38億4200万円、営業利益は9.7%増の4億円。
通期予想は売上高が12.4%増の1002億円、営業利益は8.0%増の22億円、経常利益は3.3%増の21億5000万円、最終利益は25.3%増の10億円の見込みとなっている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。