LIXIL(東京都千代田区)は、1年以内に省エネリフォームを検討する全国の517人を対象に、「省エネリフォームと住宅エコポイント“復活”に関する意識調査」を実施、結果を発表した。調査実施期間は、2011年10月13日~10月17日。
それによると、「検討している省エネリフォーム内容」(複数回答可)については、「窓の断熱改修」48.9%、「外壁、屋根・天井又は床の断熱改修」48.0%、「節水トイレの設置」46.8%が、上位3項目に入った。
「省エネリフォームを検討した理由」は、「光熱費を節約するため」45.3%が最も多く、次いで「住まいの快適性を高めるため」37.3%だった。「省エネリフォームによって期待する省エネ効果」については、光熱費に換算して全体平均で22.2%の減少を期待していることが分かった。
住宅エコポイントの復活については、同調査が第3次補正予算閣議決定前に行われたにも関わらず、住宅エコポイント制度の復活が政府で検討されていることについて、「知っている」とした人が64.6%で半数以上を占めた。また、復活した場合、新たに対象に追加してほしいリフォームについては、「太陽光発電システムの設置」56.5%が最も高く、今回のエコポインの対象にはならないものが挙げられた。次いで、「キッチンリフォーム」46.2%、「耐震補強」43.5%だった。
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