アキュラホーム(東京都新宿区、宮沢俊哉社長)は、8 月1日~10月15日まで実施した「アキュラ節電の匠コンテスト」の結果をまとめた。
このコンテストは、今夏日本国内で暮らしていた住まい手を対象に効果的な節電を実践したひとを同社が表彰するもの。個性的な工夫で電力を削減したひとを表彰する「創意工夫部門」(3人)と、昨年同月比の電気使用量の削減率が高かったひとを表彰する「電力削減部門」(10人)の2部門で募集、916人から応募があった。
応募者の総電力削減量は12万7712kWhで、二酸化炭素排出量に換算すると71.6kgのCO2を削減したことになる。これは450世帯の1カ月分、1世帯だと37.5年分の消費電力量に相当するという。節電対策としては、エアコンの電力使用量を抑える、待機電力の削減、屋外から室内に入る熱を抑える―がトップ3だった。
部門別にみると、「電力削減部門」の上位入賞者は、1位のひとで昨年比95.6%もの削減に成功。「自宅でキャンプ」を合言葉に、手回し発電式ラジオで情報収集し、庭でバーベキューをするといった生活を実践したという。
一方「創意工夫部門」に寄せられた個性的な節電アイデアとしては、「リビングのテーブルの下に水を入れた桶を用意し、足を入れて体感温度を下げた」「家族でダイエットに取り組み体脂肪率を減らすことで熱量を削減した」などユニークな工夫がみられた。
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