2×4工法、パネル、トラスの製品化などを通じて工務店を支援するランバーテック(埼玉県蕨市)は、在来躯体にトラス屋根をプラスすることで木造在来工法の可能性を拡げる「LIDトラス」(LID工法)を展開する。倉庫・店舗・幼稚園・集会場などの大型物件を持つ工務店に向けて提案する。
「LID」は英語で「蓋(ふた)」を意味し、段ボールの箱に蓋をすることで箱そのものが横からの力に対して強くなるというイメージから名づけたもの。
LID工法では、屋根トラスに床倍率を持たせ、床倍率計算を可能にしたことで、小屋組屋根の火打ち、野縁、梁が省略できる。また、屋根の重さを外壁に落とし、スパンを大きくすることで、建物の外壁から外壁まで柱の無い広い空間が可能となる。
トラス屋根を構成する部材は全てJASによる枠組壁工法(2×4工法)用の製材を使用する。
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