積水化学工業(大阪市)は1月30日、2020年3月期第3四半期決算を発表した。住宅カンパニーは売上高が前年同期比3.6%増の3702億円、営業利益は12.0%増の224億円だった。期初受注残が多かったことに加え、一次取得層をターゲットにした分譲も好調だった。
期初受注残が今期は6%のプラスでスタート。第2四半期までの受注も健闘したという。また分譲住宅にも注力。第3四半期までの戸建ての販売棟数は1.7%増の7275棟。リフォームは蓄電池などが好調で、売上高は2.9%増の712億円となった。
通期での戸建て販売棟数は1.9%増の1万1145棟を見込む。売上高は3.0%増の5220億円、営業利益は3.8%増の405億円の計画。
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