YKK AP(東京都千代田区)は1月29日、顧客満足度(CS)の向上に向けた社員の取り組み事例を発表し、称賛・表彰する社内イベント「第5回CS大会」の全国大会を開催した。
同イベントは、営業・生産・開発・管理部門の各担当者が、それぞれの立場で客や得意先、また社内の次工程に対する“素敵な”取り組み事例を社内で共有し、社員のCS向上に向けた行動変革や提案力の強化を目指すもの。昨年10月~11月にかけて全国13会場で開催されたエリア大会を経て、各エリア大会の優秀賞受賞者23名が全国大会に出場し、それぞれの事例を発表した。
最優秀賞の“ダイヤモンド賞”には、生産本部・黒部越湖製造所の笠松映実(カサマツ エミ)さんによる事例「6億本のねじに想いを込めて~全数検査+包装で課題解決~」が選出された。笠松さんは、黒部越湖製造所で製造している窓・ドアなどの組立てや施工に使用するねじについて、社内の次工程への供給方法をCSの視点で改善した取り組みを発表した。過去5回の全国大会で、生産本部の事例が最優秀賞を受賞したのは今回が初めてという。
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