三井ホーム(東京都新宿区)は1月3日、ツーバイフォー工法の新戸建て商品「SCALA(スカーラ)」を発売した。同商品のモデルハウスを設置した神奈川県相模原市の住宅展示場「相模原・古淵ハウジングステージ」と千葉市の「幕張ハウジングパーク」の1月来場者は前年同月比2割増と好調という。スキップフロアやテレワーク対応などを行った同商品の訴求を共働き・ミレニアル世代に図る。
「SCALA」はイタリア語で音階を意味し、2階建てで4層のスキップフロアが特徴。1.5階のリビングの床下には高さ1.4mの収納空間を確保できる。2階まで吹き抜けの大空間とし、上から全体を見渡し、家族の気配が感じられるようにしている。テレワーク用のカウンターも設置。浴室から続くランドリースペースなど、家事の効率化も注力した。
全館空調システムや太陽光発電システムの導入でZEH基準もクリアする。同社では6割超が全館空調を採用。大空間でも効率的なエネルギー消費とする。同商品では35.45坪のプロトタイプで、最大10.5kWの太陽光発電を搭載できるという。太陽光発電や全館空調などは含まない消費税抜きの本体価格は延床面積35.45坪のプロトタイプで2658万2000円(坪単価75.7万円)。販売目標棟数は100棟。
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