益田建設(埼玉県八潮市)、首都圏住宅コープ(同)などを展開するイデアホームグループは、既発売の商品を含む全住宅についてホルムアルデヒド吸着機能をもつ石こうボードを採用した「きれいな空気の家」仕様とすることを発表した。あわせて11月30日までに契約した住まい手には、低温製造の珪藻土塗り壁を2部屋分サービスするキャンペーンを実施する。
同グループはゼロホルムアルデヒドのグラスウール断熱材や無垢フロア材など、室内空気質に配慮した建材の採用を進めてきたが、このほど全棟でホルムアルデヒド吸収・分解機能をもつ石膏ボード「タイガーハイクリンボード」(吉野石膏)を壁・天井・物入れといった大部分で標準採用する。
この仕様を採用した越谷のモデルハウスで室内空気中のホルムアルデヒド放散量を計測したところ3.8~15.5μg/m3と、厚生労働省の基準値(23℃時100μg/m3以下)を大きく下回る結果だった。
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