ダイキン工業(大阪市)はこのほど、「冬の睡眠時における空気の困りごとと寝室環境調査」を実施し、その結果を発表した。冬の睡眠(12月~2月)に満足しているか聞いたところ、男性44.5%、女性43.0%が「満足していない」と答えた(「満足」「どちらかというと満足」と答えなかった人の割合)。
冬の睡眠時に困っていることとして最も多かった回答は、男女とも「のどの乾燥」(男性56.0%、女性61.5%)だった。男性は、「肌の乾燥」(38.5%)、「空気の乾燥」(33.0%)と続き、女性では「手足が冷える」が「肌の乾燥」とともに同率(48.0%)で上げられた。
冬の睡眠時にエアコン暖房を使用しているか尋ねたところ、48.0%の人が「使用している」と回答。そのうち、12.5%の人は「朝までつけっぱなしで使用」と答えた。エアコン暖房の使用について気になることを尋ねたところ、男女ともに「電気代がかかる」(男性63.5%、女性67.5%)と答えた人が最も多かった。「空気が乾燥する」(同57.5%、同67.0%)、「喉が乾燥する」(同44.0%、同60.5%)と続いた。
エアコン暖房以外で何かしていることがあるか尋ねたところ、「加湿器を使う」が男女ともに約4割となった。加湿器を使うことで気になることの回答として最も多かったのは、男性が「部屋が結露する」、女性が「給水タンクの手入れが面倒」だった。
調査期間は、2019年12月5日~6日。首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)在住の男女400人を対象に、インターネット調査を実施した。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。