LIXILグループ(東京都江東区)は1月27日、取締役会を開催し、同社の100%子会社で住宅設備の製造・販売を手掛けるLIXILとの合併を検討すると発表した。持ち株会社と主要事業会社の合併で、経営効率の改善と組織の簡素化を図る。
LIXILグループは2001年に前身のINAXトステム・ホールディングスの発足から持ち株会社体制に移行。2011年に主要事業会社5社が統合しLIXILが発足後も、その体制を継続していた。2019年6月の株主総会で瀬戸欣哉社長をはじめとした現経営陣が発足後、二層構造の解消による経営効率の改善などを模索し、持ち株会社と主要事業会社の合併の方針を固めたという。今後はプロジェクトチームを置き、具体的な方策を検討する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。