住宅ソリューションズ(東京都新宿区)は、輸入住宅FCを展開するアーデンホームインターナショナル(山梨県中巨摩郡昭和町)と業務提携を結び、アーデンホームの加盟工務店向けに共同仕入れサービス「HS共同仕入」と資金繰りシステム「家づくり三住士」の提供を始めた。
「HS共同仕入」は、住宅FC・VCなどのネットワーク会員向けの共同仕入れシステム。各団体の垣根をはずすことでスケールメリットを最大化し、エスクローを使って決済することで加盟工務店の財務基盤の強化が図れるという。同社が資材メーカーと交渉し、会員工務店への配送から決済までを行う。
一方「家づくり三住士」は、次の3つのサービスで構成する。
[1]建築資金エスクローサービス:同社が施主と工務店に対して第三者的立場から、信託口座を通じて建築資金の適切な管理を行う。
[2]建築資金立替払いサービス:建築開始後の中間金を、同社とオリックスが立て替える。
[3]建物完成保証サービス:住宅会社に不測の事態が起きた場合の「バックアップビルダー」があらかじめ決められているのが特徴。アーデンホームとの提携では、同FC本部がバックアップビルダーの役割を担う。
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